住宅リフォーム業界の工事内容のいろいろ
建築工事、外壁塗装、屋根塗装、水回りリフォームなど…ひとくくりにリフォームといっても、その工事内容は多岐にわたります。
目次
住宅リフォーム業界の工事内容
住宅リフォームの業界の業務内容を大きく分けると、エクステリア(外装)、インテリア(内装)、設備リフォーム、耐震補強と大きく分けて4つ、建て替えを含めると5つあります。
エクステリア(外装)
外壁塗装、屋根塗装、屋根葺替、サイディング、瓦、防水工事、雨樋、ベランダ、フェンス、門扉、バルコニー、カーポート、ガレージ、物置、防犯設備、防音工事
インテリア(内装)
天井、床、フローリング、洋室、和室、木製建具、障子、襖、畳、網戸、雨戸、窓、サッシ、カーテン、ブラインド、照明、床暖房、空調、エアコン、ヒーター、収納、壁紙、クロス、珪藻土、防音、断熱内窓、玄関ドア、室内ドア
設備リフォーム
キッチン、台所、浴室、洗面化粧台、トイレ、給湯器、洗面台、ガスコンロ、水栓、排水溝
耐震補強
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建て替え
バリアフリー住宅、健康住宅、二世帯住宅、ペット共生住宅、高気密・高断熱住宅、耐震住宅、制震住宅
エクステリア(外装)
エクステリアや外構工事とも呼ばれますが、主に家の外で行うリフォームや工事のことを指します。
住まいの顔である門まわりをはじめ、門柱や門扉の設置工事、カーポートの設置工事、フェンスや塀の設置工事、テラスやデッキの設置工事などを行います。
そのほかにも、ガーデニングやお庭造りであったり、外壁リフォームや屋根リフォーム、屋根葺替などもエクステリアに含まれます。
インテリア(内装)
インテリアリフォームは、間取りの変更や増改築などが中心になります。
壁を取り払ったり、洋室から和室、和室から洋室にリーフォームしたり、床や天井を張り替えるなど、やや大掛かりな工事になります。
また、照明やカーテン、ブラインドや壁紙などのインテリアコーディネートといわれるようなリフォームもあります。
設備リフォーム
設備リフォームでは、キッチンや浴室、洗面所やトイレなどの水回りや、給湯器など、設備関係のリフォームを行います。
設備機器は傷みや性能の劣化や、新商品への買い替えを行うなどの理由により取り替えを行います。
その他にも、オール電化やガス機器の工事など設備リフォームには様々なリフォームがあります。
耐震補強
耐震補強は、突然やってくる地震に備え、補強工事を行うリフォームです。
阪神淡路大震災において被害が集中したのは現行の耐震基準(1981年)以前に建てられた木造住宅に被害が集中したと言われています。
耐震補強については、地震の多い日本では関心も高く、近年では低コストで工事が可能なものも出てきています。
また、耐震工事を行う場合、助成制度や融資制度などを活用することができる場合があり、工事費を抑えることもできます。
その他のリフォーム
このほかにも、自然エネルギーを利用した地球環境に配慮した「エコリフォーム」と呼ばれるものや、ペットと暮らしやすいことを目的とした「ペット共存住宅」へのリフォーム、子育てを目的にした、子どもに優しいやさしい「健康住宅」など、ライフスタイルに合わせた様々なリフォームがあります。
また、バリアフリー住宅、二世帯住宅、耐震住宅・制震住宅など、「建て替え」にあたる工事なども、リフォームとして扱っている場合があります。
まとめ
このようにリフォーム業界を細かく分けると、実に様々な工事がありますね。
そして、リフォームを検討されているお客様は、このような事情をご存じない方が大半です。
チラシなどの販促では、こうしたお客様とのギャップを埋めるために、ターゲットを明確に、内容を的確にしていくことが必要になります。
お客様とリフォーム会社様との間にある「知識の差」を埋めていくことが重要です。
弊社におきましても、自社の強みの分野を引き出すヒアリングや、ターゲットになるお客様の目線での販促やサービスをリフォーム会社様にご提案していくことが重要になりそうです。