施工事例の見せ方・書き方がうまいリフォーム会社まとめ
自社のホームページを持つリフォーム会社様はここ数年、右肩上がりで増え続けていると思われます。
しかし、ただホームページを持っているだけでは集客には繋がりません。作って終わりではもったいなさすぎますし、何も更新されないホームページを見ても、訪れたユーザーはすぐに離脱してしまうのではないでしょうか。
そこで、各リフォーム会社様は、自社のホームページ内に『施工事例・施工実績』といったページを作って、自社で施工したリフォームの様子などを更新していることが多いと思うのですが、この『施工事例・施工実績』をどう更新していくかが、ホームページで集客を考える場合とても大事なポイントになります。
今回のコラムでは、日々様々なリフォーム会社様のホームページを拝見させていただく中で、見せ方が上手いな・目を引くなと思った『施工事例・施工実績』のページを作っているサイトをいくつかご紹介したいと思います。
『施工事例・施工実績』をどのように更新すればいいのか分からないと悩んでいるリフォーム会社様は、まずは他社がどのように『施工事例・施工実績』を更新しているのか参考にしてみていただければと思います。
株式会社アートリフォーム
大阪に本社を置くリフォーム会社様のホームページです。
施工後の写真を多く掲載し、それぞれの部位でコメントがしっかり添えられています。
掲載されている施工後の写真のサイズが大きくキレイで、とても見やすいです。
写真から『生活感』を感じることができるのも重要かもしれません。
すでに家具・家電が置かれていたり、実際に住んでいる人が映っている写真もあるので、ユーザーは雑誌やカタログを見た時のように『リフォームしたあとのイメージ』がつきやすいのではないでしょうか。
株式会社 スタイル工房
東京に本社を置く、新築からリフォームまで手掛ける会社様のホームページです。
サムネイルの写真を選択するとスライドして大きな写真が見れる仕様になっています。
やはり写真一枚一枚のパワーがすごいです。インスタグラムもされているのですが、オシャレな写真が多く、ついついずっと見てしまいます。
写真ももちろん大事なのですが、スタイル工房様は事例一つ一つに、『お客様のご要望』と『プランニングのポイント』を掲載し、どのようにしてお客様の要望に沿った施工をしたのかを詳細に記しています。
『キレイな写真』と『詳細なテキスト』両方があることで、ユーザーへの説得力が高まっていることは間違いないと思います。
LOHAS studio(OKUTA)
自然エネルギーを活用する「パッシブデザイン」を得意とする会社様のホームページです。
施工事例のカテゴリーがとても多く、見たい事例がすぐに探せるのが便利です。
大きな特徴として、一つ一つの事例のテキストの量がとても多いことではないでしょうか。
お客様の要望から、ビフォーアフター・施主様の声・各ポイントなど、項目ごとに詳細なテキストが記されています。
施工事例の大事な要素として、『テキストをしっかり書く』というのがあります。
ただやみくもに文章を書くのではなく、例えば『お客様からどのような要望があったのか』→『その要望にどのような提案をしたのか』という大きな流れから、『要望を実現するためにどのような施工をしたのか』『リフォームの大きなポイント』『施工後のお客様の声』などを順序立てて書いていくと、たとえ文章量が多くても、ユーザーはしっかり読んでくれます。
『リフォームしたあとのイメージ』は写真だけでなく、文章でも伝えることができます。
文章をしっかり書くことでユーザーに「このリフォーム会社さんはしっかり考えてくれそうだな」という安心感を与える効果もあります。
LOHAS studio様の施工事例はそのような意味で、とても参考になるサイトではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は3社様のホームページをご紹介させていただきましたが、他にも参考になるリフォーム会社様のホームページは沢山あります。
今回のコラムを書いて、改めて感じたことは、施工事例は大きく『写真(イメージ)』と『テキスト(ストーリー)』の二つの要素で成り立っており、それぞれをうまく掛け合わせることで、集客につながる施工事例を更新していくことができるということです。
では、実際にどうすれば、目を引く『写真(イメージ)』を撮り、読んでもらえる『テキスト(ストーリー)』を書く事ができるのでしょうか。
次回のコラムから、この部分を詳しくフォーカスしていきたいと思います。